Dress Code - 何処が違う?日本と欧米
先日も書きましたが、私のブログには何故か『ドレス・コード』というキーワードで辿り着いてくれる人が結構いる
ファッションブログでもないのに、何故でしょう?(笑
私はファッションのセンス無い方なので、昔から同じようなスタイルばかりしています
流行を追う事にあまり興味がないというか、ある決まったラインとか自分が好きなものが確固としています
10代〜20代は、派手派手系が好きで、とにかく目立つ格好が好きで
その頃を今思い出すと顔から火が噴く思いです(苦笑
アメリカに来て、というか、サンフランシスコに住むようになってから、
ファッションの視点で言えばすごく開放された気分
何故かと言えば、サンフランシスコにはFashion Obsessionのようなものが無いから
悲しいかな、この街では日常的にハイヒールで闊歩している女子というのはほぼ皆無にちかい
まあ、ヒールについては急な坂が多く、運転手さんがドアの前まで迎えに来てくれない限り、
ヒールではお出かけできない状況もあるという現実もあります
実際、私が彼の家にMove-inする前に住んでいたアパートはものすごく高い丘の上にあり、
家の前の坂で滑って転んだ事3回、ヒールが折れた事2回、ヒールを脱いで裸足で登ったり降りた事数え切れず(笑
そんなハイヒール話は置いておいて、
サンフランシスコというのはLAとか他のカリフォルニアの大都市に比べて、非常にリラックスした街
無理をしない、自分が居心地がいいと感じる事、自然体である事を誰もが好んでいる街ではないかと思う
だから強迫観念を持って、お洒落を追及したりお買い物に走るという事自体がほとんど無い街です
まあ悪く言えばファッションに無頓着な街?
勿論、GAYの街カストロに行けばお洒落だな~と思う男性とかも一杯いるし、
ヒッピー発祥の地でもあるヘイトとか行けば、
そういった特殊な(?)ファッションとかでは目を引く人は沢山いる
でも、Fashion WeekがあるNYC、Tokyo、Parisに比べればファッションに対する執着心みたいなものはないです
ピッカピカに着飾って張り切っていくようなレストランも少ないし、
ブランドのカバンやお洋服で固めている女性もいないし、
シリコン・バレーのお膝元だから
コンピューター・ジークと呼ばれる男性人はTシャツに半ズボンとかでも平気で高級レストランに行くし
それが災いして、お買い物はそれほど楽しめない街といっても過言ではないかも
つまりダウンタウンにしてもショッピングタウンとしてのサンフランシスコはかなり死んでいます
だから、我が家では、Tokyo、NYCやヨーロッパなど他の都市に行った時にまとめてお買い物する事多し
NYCに行けば、ファッションはその人の個性の一部であり、
雑誌やTVなどの流行を追うだけでは決して成り立たない
誰かが作り上げたスタイルではなく、
クリエイティブかつ、自分自身のツイストが加わってこそお洒落であり、その人が際立つスタイルがある
そんな人ばかりで作り上げられた街だからこそ、
ファッション界をいつもリードしているNYCがありえるのではないかと思う
LAに行けば、、これは日本人から見ると、まさに『オオ~!!』と思って見えてしまうけど
ファッションよりも、整形手術を初めとする、FAKE感の抜けない人が多いような、、
オッパイとか、鼻とか、顔の不自然さとか、、、
(これは私のステレオ・タイプ的なハリウッドのイメージで、ごく一部なのかもしれないけど、、)
それは、やはりハリウッドのお膝元
『美しくある事』は、自然である事よりも、何が何でも手に入れる、感じ
そしてそういうソーシャルネットワークの中にいると感覚も狂うのじゃないかと思う
女性で言えばお化粧もお目目ばっちりのアイメークの人も多くなるし
男性も女性もジムに行って、見た目に対する自己投資のお金も時間も多くなるのでは?
あと驚くのは女の子のヒールの高さ~
LAの子がSFに遊びに来ているとその辺ですぐ分かる、化粧が違う、靴が違う!
ヨーロッパの女の子なんかは、日常では本当にお化粧しない人が多い
ファンデーションなんてつけてない友達なんてざらにいるけど、みんな肌は綺麗
あえて彼女達を言い表すなら、ありのままの自然体に、お手入れして小奇麗にしている子が多い
(私の感だけど、欧米の一般男性って、この自然体できちんとお手入れされている女性に弱いですよ)
では、日本はどうでしょう?
といっても、私、東京の状況ぐらいしか分からないし、
それも今では1年に1、2回行くだけなので、偏ったイメージしかありませんが、、
日本では、既にファッションと言うかスタイルの一部だと思うのだけど
女性だけでなく男性も美肌への追求率は高い
白くて冬季のような肌、、、でもこれは素肌ではなくってある意味作りこまれた感が多い
自然に見えないんですよね、外国の人から見ると
すごく投資されているのが見えるし、つまり自然な域を通り越してしまっているので、
特にヨーロッパの自然体女性から見えると、超不自然に見えるらしい、、、
勿論外国でも、Botox等をして、いつまでも肌&見た目を若く見せたいと思う女性は沢山いると思うけど
日本女性ほど『美しい肌が良い女の1条件』とはなっていないと思う
ご存知かと思いますが、欧米では女性のこんがりと美しく焼かれた黄金色の肌は、
男子にとてもセクシーでゴージャスに映ります
ちなみに私は地黒ですが(笑)、こちらでは女性からも羨ましがられます
日本人が得なのは、張りのある皮膚下の筋肉と(お手入れしていない状態でも断然)キメの細かい肌を持っている事
そこに、しっかり雑誌から飛べだしてきたみたいにコーディネート
でも、女を強調するようなファッションは少なくって、
どちらかというと『ポイントはいつも好感度』に置かれている感じ
自分が好きなコーディネートというよりも、
ネットワークの中で好ましく見られるスタイル、なのでやはり個性が薄くなってしまう
髪型も、頭のてっぺんでお団子をラフにまとめた感じや、
しっかりお嬢様風のカール
髪の毛の色を染めた人が多し、、、、(日本人の真っ黒な髪ってすごく綺麗だと思うのにもったいない)
まつげは、みんなエクステンションとかしていない?
最近では少なくなったような気がするけど、アートネイルをしている人多し
そして、ブランドのカバン等、、
若い女の子からおば様まで高級なカバンを持っているけど、
外国人お友達には『日本人はどうしてあんなにお金があるの?』って聞かれる
男性に関して言えば皆お洒落だと思うけど、
私から見ると逞しさがないと言うかユニセックス化している~
前回日本に行った時に私的に一番受け付けなかったのが
男性が鞄を手提げみたいに持っているスタイル、、、何ででしょう、、、
私にはそれが女の持ち方に見えるんです
きっとこの写真の人はGAYなのかな、、、
でも他にもこんな感じでカバン持っている男性、沢山発見
皆が皆そうだ、と言うわけではないのだけど
やっぱり、外国に旅行に来ている日本の方を見ると一目で分かるので
共通点はあると思うんです
それぞれの国で、文化も、ファッション事情も、スタンダードも違う所は沢山あります
そしてその土地柄らしさ、というのは大切だと思うのですが、
でも、そのファッションが他の国に行った時に浮いてしまったり、
『???』と見えてしまうこともあり、
時には苦笑いされる事だってある(度を越していると意味で、、、)
そんな、『ちょっとおかしい』とか分かりづらい、服装の基準などについて
私がこの10年で気がついた事、学んだ事など
旅行中や海外生活を始めたばかりの方などにお役に立つように書けたらな~と思います
ps
私はお洒落番長でもなんでもないので、気楽に読み流してくださいね~
あくまでで私流ドレスコードですので(笑